こんにちは!
院長の田中です。
ご来院頂くお客様のカウンセリングをさせて頂いている中で骨盤の歪みについて具体的にご自身の状態を把握されている方は少なく感じます。また人間の骨盤がどのように歪むかもほとんどの方はご存知ないと思います。
そして骨盤が歪むと当然姿勢は悪くなります。と言うより正しい姿勢を取れなくなります。
今回は骨盤が歪んでいるかどうかご自身で確認できるよう、正しい姿勢についてお伝えしたいと思います。これだけが骨盤の歪みというわけではありませんので、ひとつの歪んでいる基準として捉えて頂ければと思います。
くるぶし・膝関節・股関節(大転子)・肩(肩峰)・耳が地面に対して垂直に一本の線上にあることが正しい姿勢となります。
骨盤が歪むと膝を伸ばしているつもりでも伸び切らなかったり、反り腰、巻き肩、ストレートネックなどを引き起こしこの図のように一直線の状態を作ることが困難になります。
するとそれぞれの筋肉を必要以上に使うため疲れやすくなり、人間本来の骨格ではない歪んだ状態になることで神経や血管の圧迫などから痛みや不調の原因となります。
体の歪みを例えるのであれば、傾いたビル(建物)と同じで、勝手に元の状態には戻りません。さらにその状態を放置することで歪みはさらに大きくなり年齢を重ねた時に腰や背中が曲がる原因にもなります。
骨盤というのは普段の生活で意識することは少ないですが健康的に生きていくために非常に大切な部位となります。